ドクターヘリ

ドクターヘリについて

交通事故や心疾患、脳疾患などの重症患者は、いかに短時間で適切な初期治療を開始できるかによって、生死や後遺症の有無が左右されます。
ドクターヘリは、救急医療専用のヘリコプターです。医療機器と医薬品が搭載されており、救急医療専門の医師と看護師を救急現場にいち早く運び、直ちに治療を開始できるうえ、救急車では搬送に時間を要する遠距離からでも短時間で高度な医療機関に患者を搬送することが可能です。
例えば神奈川県最西部の湯河原の場合、搬送時間は救急車では1時間ほどかかりますが、ドクターヘリでは10分弱に短縮されます。
当院では、1999年から1年6か月にわたり、当時の厚生省の試行的事業として運航が開始されました。その後、2001年より厚生労働省の「ドクターヘリ導入促進事業」として開始され今日に至ります。
現在では、神奈川県のほか全国36箇所に43機(2014年4月時点)のドクターヘリが配備されています。

ドクターヘリの運航

ドクターへリは狭い場所でも離着陸できるような小型機で、当院ではBK117C-2型機(川崎重工製)の機体を中心に使用しています。
ヘリコプターの内部には、心電図モニター、医療用徐細動機、エコー、医療用酸素等が搭載され、患者さんをストレッチャー(担架)に載せた状態で搬送することが可能です。運航は、飛行経験豊富な民間運航会社により運航されています。

ドクターヘリの出動の流れ

ドクターヘリは消防本部からの要請により出動するため、一般の方が直接出動を要請することはできません。
当院高度救命救急センター医師により、出動が適当と判断されると、約5分以内で離陸し、各市町村に確保されている臨時ヘリポート(ランデブーポイント)に向かい、患者さんを乗せた救急車と合流し、直ちに初期治療を開始します。その後、当院を始めとする救命救急センターに搬送します。

ドクターヘリの運航時間

3月~9月 8:30 ~ 17:30
10月 8:30 ~ 16:30
11月 ~ 1月 8:30 ~ 16:00
2月 8:30 ~ 16:30

ドクターヘリの運航範囲

  • 神奈川県全域
  • 静岡県の一部 ※
  • 山梨県の一部 ※

静岡県、山梨県とはドクターヘリの相互協力協定を締結しています。

ドクターヘリの運航実績

年度 件数
2014年度  
2013年度 263件
2012年度 284件
2011年度 283件
2010年度 275件