造血幹細胞移植推進地域拠点病院

地域における造血幹細胞移植療法の充実を目指して

当院は、造血幹細胞移植療法の地域連携と人材育成の拠点として、良質な医療を提供することを目的とした機関です。

薬物療法では完治が困難な造血器疾患に対して、唯一、治癒可能な治療法が造血幹細胞移植療法です。当院では、これまでに血液腫瘍内科、小児科において、多くの造血幹細胞移植療法が施行され、造血器疾患に対して最先端の治療を行っております。
 当院は、2014年10月10日より厚生労働省「造血幹細胞移植医療体制整備事業」、造血幹細胞移植推進地域拠点病院として事業を実施してまいりました。
 本事業は地域連携事業を特に強化することを目指し、事業内容の見直しが行われ、この度、当院は2020年4月より関東・甲信越ブロック:南関東における造血幹細胞移植推進地域拠点病院の指名を受けました。

  1. 1.造血幹細胞移植医療人材育成事業
    主に造血幹細胞移植に携わる専門的な医師や医療従事者の育成及び地域の医師等を対象とした研修事業を行います。
  2. 2.造血細胞移植コーディネート支援事業
    移植医療関係者や関連機関と調整を行うことにより、移植/採取までの期間短縮を支援する、造血細胞移植コーディネーター(HCTC)を専任で配置し、地域の医療機関の医療従事者も参加する造血幹細胞移植に関するカンファレンスや勉強会等を開催します。
  3. 3.造血幹細胞移植地域連携事業
    地域の医療機関の要請に応じて、造血幹細胞移植の専門医を派遣するなどの診療支援を行います。