東海大学医学部付属病院 臨床研修医・臨床助手 募集案内2019
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女性医師のロールモデルを目指し、育児と仕事を両立臨床助手1種初期臨床研修からプロフェッショナルの道へINTERVIEW 医師を目指したきっかけは、即断即決する救命救急医の姿への憧れでした。救急医療で最先端をいく当院の救命救急科を目標に、東海大学医学部に進学。その後も救急医療を究めようと、初期研修・後期研修ともに当院を選びました。後期研修先の決め手は、指導医や上級医の熱心な指導でした。卒後6年目になると自分で考えて行動しなければなりませんし、初期研修の頃よりも責任が伴います。しかし、上級医に教わりながら実践できる様々な場があることで、自分の成長をより実感することができます。医学部生や初期研修医へ指導する機会も増え、分かりやすい説明やアドバイスを心がけていますが、何よりも知識やスキルをアウトプットすることは、自分自身を改めて見つめ直すことにつながり、勉強にもなっています。結婚、出産、育休を経て現場に復帰し、以前に増して仕事への意欲が高まると同時に、周囲の深い理解やサポートに心から感謝しています。仕事と子育てを両立させ、後に続く女性医師のロールモデルになれるよう励んでいきます。基本的な診療能力を習得すると共に研修に専念できる環境を整備することを目的として医療法が改正され、2004年度から医師免許取得後2年間の臨床研修が必修化されました。また、これまで各学会が独自に認定してきた「専門医」を国民の視点に立った基準で育成・認定する目的から日本専門医機構が設立され、2018年度から「新専門医制度」が開始されました。この新専門医制度で専門医を目指す医師を「専攻医」と呼び、内科・外科・産婦人科・小児科等基本的な18診療科と新たに加わった総合診療の19科のいずれかの専門研修プログラムに登録し、3~5年間の実践研修を行うことになります。基本領域専門医を取得後にサブスペシャリティ領域専門医取得を目指す二階建て部分の研修プログラムについては、現在構築が進められています。初期研修先を検討する場合、修了後に同一施設で引き続き専門研修が可能か否か、初期研修時の経験症例を専門研修の経験症例に含めることが可能か等、専門研修先までを考慮することも肝要と思われます。医師は生涯にわたり、自己の知識を広げ、技能を磨き、常に研鑽する責務を負っています。プロフェッショナルな道を歩むための第一歩としての専攻医登録に対しては、きちんとしたキャリアプランを立て、先輩たちの知恵や助言を充分に活用して行くことを望みます。救命救急科 滝沢 志絵後期研修(臨床助手1種・2種)新専門医制度についてお休みの日は娘とたくさん遊びます! この日は家族でいちご狩りに行きました。次のお休みは遊園地に行きます♪家族との時間を大切にー滝沢さんの休日ーOFF TIME13

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