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総合診療専門研修プログラムの公開
2017.10.17 / 重要
東海大学病院総合診療専門研修プログラム
東海大学病院総合診療専門研修プログラムは、広い範囲の知識を持ち、小児から成人までのCommon disease から救急疾患まで対応でき、EBMに基づいた慢性疾患のケア、ヘルスプロモーションができる。そして、身体や疾病だけを見るのではなく、精神心理的、家族・社会的アプローチができるプライマリ・ケア医を育てるコースです。
研修期間は4年で、プログラムの定員は3名です。
基幹施設は、大学病院総合内科なので、Common diseaseから重症疾患、診断に苦慮するような稀な疾患まで経験でき、内科医としても豊富な症例を研修することもできます。総合診療Ⅰの研修も、亀田ファミリークリニック館山と連携しており、同院で6か月間の研修が可能です。また、ありがとうみんなファミリークリニック平塚や森の里病院は亀田ファミリークリニック館山出身の指導医がおり、いずれの施設においても在宅診療などで質の高い家庭医研修を受けることができます。研修の後半では医療資源の少ない地域である長崎島原病院や被災地である石巻赤十字病院で1年間研修します。
基幹施設を大学病院におき、在宅、地域など様々な医療の場で研修できる魅力的なプログラムであり、ぜひご参加ください。
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内科は東海大学大磯病院または八王子病院で1年間行う。6か月ずつの分割も可能
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小児科は東海大学病院、東海大学大磯病院、東海大学八王子病院のいずれかを選択して行う。
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総合診療専門研修Ⅰは亀田ファミリークリニック館山、森の里病院、ありがとうみんなファミリークリニックのいずれかを選択して研修する。6か月ずつ分割して2施設での研修も可能。亀田ファミリークリニック館山は6か月間の研修とする。
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総合診療専門研修Ⅱは石巻赤十字病院または長崎島原病院のいずれかを選択して行う。6か月ずつ分割して研修も可能。
週間スケジュール(基幹施設:東海大学医学部付属病院総合内科)
プログラムの特徴
1)基幹施設が大学病院の総合内科
Common disease から重症疾患・稀な疾患まで経験でき、大学病院総合内科
ならではの質の高い内科研修ができます。
2)亀田ファミリークリニック館山(KFT)と連携
総合診療Ⅰは、森の里病院(厚木市)、ありがとうみんなファミリークリニック平塚、亀田ファミリークリニック館山(KFT)で研修します。いずれもKFTの関連施設であり、同施設の家庭専門医から親身な指導が受けられます。
3)豊富な勉強会・学会参加、充実の指導体制
院内では、隔週で開催される、ポートフォリオ勉強会をはじめ、Problem solving形式の症例カンファレンス、ジャーナルクラブ(NEJM)、指導医からのレクチャー、感染症勉強会などが開催されています。学術活動として、日本プライマリ・ケア連合学会・病院
総合診療学会・感染症学会、集中治療学会、米国内科学会(ACP)日本支部年次総会などに参加しています。
4)ICU研修・感染症研修・3次高度救命センターでの研修
総合内科(基幹施設)には、敗血症性ショック、呼吸不全など重症内科疾患を専門的に診療するICUユニットがあり、内科重症疾患の管理を研修できます。また感染症専門医のもとで感染症チームや救急は3次高度救命救急センターで研修できます。
5) 長崎島原病院、石巻赤十字病院で研修
総合診療プログラムのコースの特徴である医療資源の少ない地域、被災地における研修においても指導医のいる施設で研修でき、質の高い研修ができます。研修科も内科、小児科、救急科から選択できます。
(施設名) 東海大学医学部付属病院 総合内科
〒259-1143 神奈川県伊勢原市下糟屋143 Tell. 0463 - 92- 1121 E-mail: hide1012@is.icc.u-tokai.ac.jp
担当者 小澤秀樹
(応募方法・募集期間)
詳細につきましては臨床研修部HP→後期臨床研修→採用試験をご確認下さい。
(総合診療ワークショップ)