医療機器管理・呼吸ケアセンター

概要

院内の医療機器を安全かつ安心して使用できるように、支えるのが当センターの役割です。ME室にはセンター長(呼吸器内科医師)以下、臨床工学技士が13名在籍し24時間体制で業務に当たっています。

医療機器管理業務

機器の安全管理と情報収集に努め、質の高い医療の提供を目指しています。安全な医療を実践するために、主に救命救急センター・ICU・中央手術室・一般病棟で用いる医療機器(人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、麻酔器、生体情報モニタ、心電計、除細動器、体外式ペースメーカなど)の管理、運用、点検・整備、院内スタッフ教育を行っています。院内機器管理台数は約5000台であり、それらの機器を医療機器管理システムで管理することで、購入から廃棄までの適切な点検・整備を行い、安全な機器を現場に提供しています。また各メーカーによるメンテナンス講習会に積極的に参加し、メンバー全員必要技術の習得に努めています。

手術室業務

手術室には2~3名の臨床工学技士が常駐し、手術室で使用する医療機器(麻酔器、電気メス、無影灯、手術台、内視鏡、顕微鏡、レーザ装置など)の管理、運用、点検・整備、発生する使用機器のトラブルに対応し、円滑に手術が行われるよう努めています。またラジオ波焼灼術における機器操作や、脳神経外科や整形外科での手術における運動誘発電位(MEP)の測定、整形外科手術時の自己血回収装置の操作、手術支援ロボット(ダ・ヴィンチ)手術時の機器セットアップおよび術中トラブル時の対応などを行っています。

院内教育

安全な医療を実現するためには、使用する機器の確実な操作と専門知識が求められます。人工呼吸器や補助循環装置などの生命維持管理装置をはじめ、除細動器、輸液ポンプやシリンジポンプなどの汎用性の高い機器についても、臨床研修部、看護部などと連携し、医療機器の教育プログラムを実践しています。

呼吸ケアチーム

当センターでは呼吸ケアチームによる回診を行っております。回診では診療科、職種の壁を取り去り、医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士等が共同して人工呼吸器の早期離脱を目指しています。また、院内における人工呼吸管理に関する安全の確保、知識・技術の向上に努めています。

ご挨拶

現在の医療現場には、多種多様かつ高度な医療機器が多く導入されています。医療機器は、安全で適正に使用されなければならず、そのためには保守管理や医療従事者への教育が必要不可欠です。当センターでは、患者さんに安全な医療が提供できるよう、センター長以下13名の臨床工学技士が、24時間体制で医療機器の保守管理・トラブル時の対応、臨床技術の提供を行っています。 また、医療従事者への機器の安全使用研修も定期開催し、必要に応じて各部署単位でも臨時開催し医療機器使用に対するスキルアップの拡充を図っています。

医療機器・呼吸ケアセンター長
浦野 哲哉