患者支援センター

概要

患者支援センターは、地域医療機関・施設からの紹介患者さんをサポートする部門です。
「患者支援センター」では、医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・管理栄養士・薬剤師等コメディカルと事務職員が協働して、地域医療機関・施設からの紹介患者さんの受診から入院、退院後の生活まで、安心した療養が受けられるよう、サポートしております。

各部署連絡先

TEL
0463-93-1121(代表)
FAX
0463-93-1125(24時間受信可)
休診日
日曜、祝日、第2・4土曜日、年末年始(12/29~1/3)
総合相談室 内線:6141~6144
窓口:1階 総合相談室
入退院センター 内線:6171~6172
窓口:1階 入退院センター
移植コーディネート室 内線:6703 FAX:0463-93-3881
医療連携室 内線:6156~6157
直通:0463-93-8495

総合相談室

概要

病気やけがによって、様々な生活上の心配事や不安が起こってくることがあります。 総合相談室では、このような時、専門の相談員である医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が、患者さんやご家族の相談に応じています。相談の内容により、医師や看護師、保健師、管理栄養士、薬剤師などと相談し、また必要に応じて行政機関、相談機関、医療機関をご紹介しています。

このような相談に対応しています

  • 突然の病気やけがで、何から手をつけてよいのか分からない。
  • 医療費や生活費の心配がある。
  • 病気や障がいを抱えながらの仕事や学校、家庭生活に不安がある。
  • 退院といわれたが、退院後の介護や生活のことが心配である。
  • 利用できる病院や施設を紹介して欲しい。
  • その他、誰に相談してよいか分からないような困りごと、相談ごと
  • 通訳の依頼ができます

    日本語を母国語とされない方に、医療通訳を派遣している団体(神奈川県認可)へ、通訳の依頼をおこなっています。
    • 原則、事前の予約が必要となります。
    • 費用が発生します。
    • 利用できる言語 スペイン語、中国語、ポルトガル語、韓国・朝鮮語、タガログ語、タイ語、英語、ベトナム語、カンボジア語、ラオス語、ロシア語、フランス語、ネパール語
    • 患者家族宿泊施設があります

      骨髄移植を受けるために、遠方のご自宅から、当地に滞在する必要がある患者さんとそのご家族のために、ボランティアと病院が一緒に運用している患者家族宿泊施設「かもめのいえ」があります。
      • 事前の予約が必要となります。
      • 状況によってはご利用いただけない場合もあります。
      • 費用が発生します。
      • 以下の相談窓口となっています

        • 難病治療研究センター
        • 肝疾患医療センター
        • 認知症疾患医療センター
        • がん相談支援センター
        • 脳卒中・心臓病等総合支援センター(モデル事業)
        • 医療安全に係ること
        • 利用案内

          • 受付窓口 病院 1階 総合相談室
          • 受付時間 月~金 9:00~15:00 第1.3.5土 9:00~12:00(休診日を除く)

          • ※原則として予約制です。窓口、もしくはお電話でご連絡ください。

            入退院センター

            概要

            • 緊急入院を除いた入院の申し込み時から実際に入院するまでの期間、患者さんの身体的・社会的・心理的問題を専門の看護師が把握し、退院後を見据えたサポートや総合相談室・栄養科・各専門部門への紹介を行っています。
            • 入院予定日に空床がない場合、各病棟の看護師長や医事課と共に協力して、入院に適した病棟や病室の調整を行っています。
            • 診療受付時間内(8:00~11:00)に限り、初診窓口にて、どの科を受診したらよいかわからない患者さんに対し、症状に応じた受診科を案内しています。
            • 看護師がご自宅での生活や介護等についての相談に応じています。
            • 当院に入院中、および外来通院している患者さんや家族に対し、病院内の主治医や看護師、緩和ケアチーム、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士、薬剤師、PT・OT・ST等と連絡を取り合い、患者さんや家族の要望を確認しながら、他の医療機関や訪問看護ステーション、ケアマネジャー等の調整や自宅での療養環境の準備を支援いたします。

            • ※訪問看護、訪問リハビリ、往診医、かかりつけ医 等の相談
              ※介護保険申請の説明
              ※退院に向けた療養環境の準備
              ※外来通院中の療養生活の相談
              ※療養生活への不安等の相談
              ※医療処置・医療機器導入による自宅での管理とケアについての相談

            利用案内

            受付窓口 1階 入退院センター内
            受付時間 月~金 8:00~16:00 第1.3.5土 8:00~14:00

            移植コーディネート室

            概要


            移植コーディネーターの看護婦が、移植医療における、患者さん、ドナーおよびその家族の支援、移植に関わる医療者間の調整、移植に関わる公的機関や関連医療機関との調整を行っています。



            移植コーディネーターの業務について


            • 移植医療における患者さん、ドナーおよび双方の家族に対する療養上の総合的な支援
            • 移植後患者さんの長期フォローアップ外来における指導管理と総合的な相談窓口
            • 公的バンクを利用した移植に係る関連施設との連携・調整
            • 病院内外における、移植医療関係者との連携・調整
            • 他の医療機関に入院・通院する患者さんの移植コーディネート実施と相談窓口
            • 移植におけるボランティア活動(家族会、サポートグループ等)の支援
            • 移植患者さんに対する医療費助成や支援制度の情報提供と手続きの支援
            • 移植コーディネーターの育成や研修体制の提供

            医療連携室

            概要


            当院は特定機能病院として、地域の医療機関から患者さんをご紹介いただく際の診療・検査予約を取得する医療連携室を設置しております。


            診療予約については紹介患者さんのご予約方法をご覧ください。


            このような時にお問い合わせください


            • 紹介患者さんの診療・検査予約
            • 紹介先診療科、医師の専門医についてのご質問
            • 紹介患者さんの受診結果が届かない
            • 病状照会、診療情報提供依頼をご希望
            • 当院所定の診療情報提供書をご希望
            • 地域連携バス(がん・脳卒中)に関してのご質問

            ボランティア室

            概要


            ボランティア室は、当院で活動して頂いているボランティアさんと病院との架け橋として情報交換を行い、ボランティア活動が円滑に行われるようにサポートするほか、ボランティアさん向けセミナー・院内コンサートの開催等も行っています。

            当院でのボランティア活動


            当院ではボランティア団体「オレンジクラブ」を中心に下記の活動を行っております。
            1.外来・ホールでの病院施設ご案内、車椅子利用および介助
            2.移動図書(病棟へ図書のワゴンサービス
            3.病棟内での患者さんの手伝い


            オレンジクラブは1975年に初代理事長の福島武氏や初代看護部長の前田マスヨさんを始め、オレンジクラブ初代代表の恒石祥子さん尽力により創設されました。近年では会員も約110名となっています。

            ボランティア団体「オレンジクラブ」のホームページはこちら

            ご挨拶


            患者さんにとって入院生活の最低条件は、短期的でも良質な医療を受けられ、退院後の不安を感じることなく入院期間を過ごせる事です。また、昨今の国の医療政策の方向性として地域連携の強化が挙げられております。 こうした背景の基、地域の医療機関から紹介される患者さんの受診から入院、退院までを総合的に支援する組織として「患者支援センター」が設置されました。当センターは主に「Patient flow Management(通称:PFM)」を担当しており、入退院調整の最適化を図る看護師が所属する「入退院センター」、療養相談・社会復帰に向けた支援・転院調整等をおこなうMSWが所属する「総合相談室」、紹介患者さんの受診予約・逆紹介に関する調整業務をおこなう医事課職員が所属する「医療連携室」、ボランティア活動を支援する「ボランティア室」が協働して業務をおこなっております。 今後も地域の医療機関の皆様との繋がりを深めてまいりたいと考えております。スタッフ一同業務に邁進する所存ですので、よろしくお願いいたします。

            患者支援センター長
            山本 賢司