リハビリテーション科

診療内容

リハビリテーション(以下リハビリ)科においては、「急性期からのインテンシブなリハビリ」をモットーにリハビリ専門医の処方の下に理学、作業、言語聴覚療法を行っております。当院は日本リハビリ医学会認定研修施設であり、リハビリ科外来および訓練室あわせて専有面積約700m2を有し、脳血管疾患等リハビリ(Ⅰ)、運動器リハビリ(Ⅰ)、呼吸器リハビリ(Ⅰ)およびがん患者のリハビリの施設基準を取得しています。診療は主に各診療科からの依頼に対応し、入院および外来患者さんに対する治療を行います。さらに、臨床検査として筋電図をはじめとした電気生理学的診断も行っております。

主な対象疾患

脳卒中、脊髄損傷およびその他の脊髄疾患、関節リウマチおよびその他の運動器疾患や外傷、脳外傷や他の脳障害(脳腫瘍等)、神経筋疾患(パーキンソン病、筋ジストロフィー症等)、末梢神経障害、四肢切断、心疾患(心筋梗塞後等)、呼吸器疾患(肺気腫等)、熱傷後遺症、悪性腫瘍(乳癌の術後等)、脳性麻痺児等、リハビリが必要なあらゆる疾患、病態が含まれます。

主な診療実績

当科へ依頼される件数は年間約4,000件、そのうち約9割は入院患者さんへの対応となっています。当院が高度救命救急センターを併設していることから、脳卒中はもとより、多発外傷や熱傷の患者さん等にICUでの治療時期からリハビリを開始します。一般に早期リハビリ早期離床が推奨されており、脳血管障害に対しては発症から数日以内で訓練を開始することが多くなりました。早期リハビリは運動障害の回復の促進に寄与するばかりでなく、関節拘縮や筋萎縮といった廃用症侯群の併発を予防し、ADLの早期改善や退院後の在宅生活におけるQOLを高く保つことにつながると考えています。当科ならではの対応として、義肢、装具、車椅子、座位保持装置といったいわゆる補装具の処方および作製を各特殊外来で行っています(各外来を合計した年間対応件数約600件)。また脳卒中等により痙性片麻痺を呈した手足への新しい治療法であるボツリヌス療法に期待がもたれており、当科では特殊外来枠にて行っています。また米国電気診断医学会専門医が所属する当科では筋電図検査を年間約400件施行し、末梢神経障害や神経筋疾患の診断にあたっています。さらに嚥下造影検査を年間約300件実施し、嚥下障害の患者さんに対して行う摂食嚥下リハビリにも力を入れています。

ご挨拶

リハビリテーション(リハビリ)科は、「病気やケガなどの後、すぐに集中的なリハビリを開始する」をモットーに、リハビリ科専門医が診察・リハビリ内容を検討し、理学、作業、言語聴覚療法や装具療法などを行っています。主に入院患者に対して、病気としては脳卒中や頭部外傷、脊髄損傷、整形外科疾患の術後、関節リウマチ、神経や筋肉の病気、手足の切断、子供の病気、呼吸器などのリハビリですが、がんのリハビリなども行っています。さらには嚥下障害(飲み込みにくい)や高次脳機能障害に対してのリハビリも行っております。 最近では、脳卒中の運動障害を改善するため最先端の治療(ボツリヌス療法、電気刺激療法、HANDS療法、反復磁気刺激療法など)や歩行障害に対する特別なリハビリ治療なども行っています。外来でのリハビリが必要な場合には、他科や他病院の主治医の先生からのご紹介状をお持ちください。宜しくお願い申し上げます。

リハビリテーション科 診療科長
正門 由久

医師一覧

身分/医師名 専門分野/特に専門とする領域 専門医資格 外来診療日
教授/
正門 由久
リハビリテーション医学全般
電気診断学/
日本リハビリテーション医学会指導医・専門医/(日本臨床神経生理学会認定医(神経伝導・脳波)/米国電気診断医学会専門医)
准教授/
児玉 三彦
リハビリテーション医学全般、電気診断学
/運動障害のリハビリテーション、装具療法、経頭蓋磁気刺激による脳機能評価および治療
日本リハビリテーション医学会指導医・専門医/(日本臨床神経生理学会認定医(神経伝導・筋電図))
講師/
笠原 隆
リハビリテーション医学全般
/神経ブロック、顔面神経麻痺、機能的電気刺激療法
日本リハビリテーション医学会指導医・専門医  
助教/
藤井 智恵子
リハビリテーション医学全般
/リハビリテーション医学全般
日本リハビリテーション医学会指導医・専門医
助教/
栃倉 未知
リハビリテーション医学全般
/リハビリテーション医学全般
日本リハビリテーション医学会指導医・専門医/(内科認定医)
助教/
古賀 信太朗
リハビリテーション医学全般
/リハビリテーション医学全般
日本リハビリテーション医学会指導医・専門医