専門研修プログラム 東海大学医学部付属病院
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本院の2018年度の手術件数は12,522件、麻酔科管理症例は7,172件であり、救急センターがカバーする神奈川西部から静岡東部の緊急手術を含めて豊富な手術症例があります。このような環境のなか、多くの指導医による教育のもと、重症患者の手術麻酔管理や心臓外科手術麻酔などの特殊麻酔などにも対応できる十分な知識と技術を習得できる麻酔科専門医育成プログラムです。2020年度からは多施設との連携によって、将来のサブスペシャルティとなる集中治療やペインクリニック、緩和医療も学べるプログラムとなっています。学会発表や研究会への参加など、学術的な面も充実しています。専門研修では、日々の手術医療から麻酔管理のみならず周術期医療に必須となる呼吸・循環・体液代謝・疼痛管理などの急性期疾患患者の全身管理のスペシャリストとして研鑽を積み、手術用医療機器(全身麻酔装置、人工呼吸器、生体情報モニター、超音波画像診断装置、循環動態・心機能モニタリング、脳・神経・麻酔深度モニタリングなど)に習熟し、生体侵襲に対する周術期防御医学に精通した麻酔科医が危機管理のリーダーとなって医療安全に大きく貢献できるよう、その役割の重要性を認識した、誰からも信頼される麻酔科専門医となることを目標とします。日本麻酔科学会では新専門医制度に先立ち専門研修プログラム制を採用しており、東海大学麻酔科は従来より多くの麻酔科専門医資格取得者を輩出し、地域医療の充実に寄与してきた実績があります。東海大学医学部付属病院麻酔科専門研修プログラムではこれまでの専攻医教育で培われた技術が、医師として、社会人としてよりよき人材の養成に活かされてます。麻酔科Anesthesiologyお問い合わせ鈴木 武志takeshi-su@tsc.u-tokai.ac.jp特長研修概要麻酔科 4年1年次2年次3年次4年次東海大学医学部付属病院専門研修連携施設東海大学医学部付属病院1年次2年次3年次4年次東海大学医学部付属病院専門研修連携施設専門研修連携施設(集中治療またはペインクリニック)基本コース集中治療・ペインクリニック養成コース〈専門研修連携施設〉東海大学医学部付属大磯病院、東海大学医学部付属八王子病院、慶應義塾大学病院、社会福祉法人恩賜財団済生会横浜市東部病院、さいたま市立病院、東京歯科大学市川総合病院、東京都立小児総合医療センター、川崎市立川崎病院、静岡赤十字病院、社会医療法人財団石心会川崎幸病院10

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