専門研修プログラム 東海大学医学部付属病院
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の疾患は小児から高齢者まで幅広い年齢層が対象で、外科的治療のみならず内科的治療も必要とし、幅広い知識と医療技能の習得が求められています。湘南と首都圏をつないで総合力を修得する耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門研修プログラムでは、すべてのポピュレーションに対応できる医師としての人格を涵養します。そして医療の進歩に応じた知識・医療技能を持つ耳鼻咽喉科専門医を養成し、医療の質の向上と地域医療に貢献することを目的としています。また、診療技能のみならず、学会発表や論文作成を通じ、科学者としての能力を習得することも目標としています。スタンダードプログラム1)基幹研修施設である東海大学医学部付属病院を中心に付属東京病院・付属大磯病院・付属八王子病院・国立がん研究センター中央病院・がん研究会有明病院・茅ケ崎中央病院の日本耳鼻咽喉科学会臨床研修施設の認可を受けている大規模から中規模の7病院の中で耳鼻咽喉科・頭頸部外科研修を行います。それぞれの特徴を生かして、日本耳鼻咽喉科学会研修到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験します。2)専門研修連携施設を病院の規模により大規模研修病院(付属八王子病院)と中規模研修病院(付属大磯病院・茅ケ崎中央病院)そして癌中心のHigh volume center(国立がんセンター中央病院、がん研究会有明病院)とグループ分けし、耳、鼻・副鼻腔、口腔咽喉頭、頭頸部の広い領域を多数の症例が経験できる研修体制を整えています。したがって、どの規模のグループを先に研修すべきという優劣はないのが本プログラムの専門研修連携施設の特色の1つです。耳鼻咽喉科Otolaryngologyお問い合わせ大上 研二okami@is.icc.u-tokai.ac.jp 特長概要アカデミックプログラム地域医療中核となる大学病院においても今後教員として働くために学位を取得していることがミニマムリクワイアメントとなります。一生アカデミックポジションで仕事をしないまでも一時期は深く専門性を科学的に掘り下げた仕事に身を浸すことは医師としての自己研鑽として多いに役立つものです。本プログラムでは学位+専門医取得コースとして大学院博士課程進学が可能です。東海大学医学部には「臨床研修/大学院コース」が設けられており、基幹病院において臨床研修医として勤務しながら大学院での修学が可能です。大学院在籍期間は4年間ですが、おおむね通常の臨床研修4年プラス連携病院での2年間の研修で専門医と学位を取得します。大学院進学時から専攻医が興味を持つ領域の研究テーマを臨床実習の学術的なバックグラウンドを肉付けするようにして研究がスタートします。〈専門研修連携施設〉 東海大学医学部付属大磯病院、東海大学医学部付属東京病院、東海大学医学部付属八王子病院、茅ヶ崎中央病院、国立がん研究センター中央病院、がん研究会有明病院 ※専門研修連携施設 Ⅰ 東海大学医学部付属八王子病院 ※専門研修連携施設 Ⅱ 東海大学医学部付属大磯病院、東海大学医学部付属東京病院、茅ヶ崎中央病院耳鼻咽喉科 4年1年次2年次3年次4年次東海大学医学部付属病院専門研修連携施設 Ⅰ専門研修連携施設 Ⅱ 東海大学医学部付属病院スタンダードAコース1年次2年次3年次4年次東海大学医学部付属病院専門研修連携施設 Ⅱ専門研修連携施設 Ⅰ スタンダードBコース1年次2年次3年次4年次5年次東海大学医学部付属病院専門研修連携施設 Ⅰ国立がん研究センター中央病院またはがん研究会有明病院専門研修連携施設 Ⅱオンコロジーコース1年次2年次3年次4年次5年次6年次臨床研修/大学院コース専門研修連携施設 Ⅱアカデミックコース16

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