東海大学医学部付属病院臨床研修医募集案内2021
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INTERVIEW専門医取得を目指して当院は、三次救急の大学病院でありながら、地域の特性としてコモンディジーズの症例も豊富であるため、志望する診療科で専門性の高い臨床経験を幅広く積むには、最適な環境です。当院の豊富な症例をもとに、新専門医制度での基本診療領域の専門医の取得に加え、併行してサブスペシャルティ領域の専門医も取得できるプログラムを用意しております。さらに大学病院として研究や発表までしっかり指導できる体制があります。自分の描くキャリアパスに向かって、 貪欲に経験を積んでほしいと願っています。【 専門研修 指導医 消化器内科学 助教 】鶴谷 康太初期研修を行った当院で、小児科医への道を選び、臨床助手1種の研修を選択しました。1、2年目は三次救急病院である本院で一般小児やNICU、小児血液チームをローテーションし、障害や遺伝病を持つ患児とその家族が安心して暮らせるように配慮した退院調整を経験しました。3年目の現在は二次救急病院である八王子病院で、風邪・喘息・川崎病などのコモンな疾患を毎日診療し、より地域に根付いた医療を経験しています。当院の専門研修は、高度な先進医療と地域医療の双方を研鑽できるプログラムです。1年目と2年目の前半は脳神経外科で臨床経験を積 み、2年目の後半から東海大学情報理工学部と共同で 、MRI画像を用いた脳腫瘍の血流動態に関する研究を進めています。当初は戸惑うこともありましたが、研究の組み立てなどをしっかりサポートしてくれる体制が整っており、スムーズに研究に取り組むことができています。他学部との連携では、医師とは異なる視点を持った情報科学系の先生方とのディスカッションは非常に興味深く、臨床と大学院での研究の両立を楽しむことができています。 【 臨床助手1種 小児科 】 落合 成紀【 臨床助手2種 脳神経外科 】 須永 梓小児科医として、高度先進医療と地域医療の双方を研鑽しています研究分野のプロフェッショナルと共同研究から学ぶ、多角的な視点自身のキャリアパスの展開に向け第一線の医療者として貪欲に学べ16

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