東海大学医学部付属病院 臨床研修医・臨床助手募集案内2022
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INTERVIEW現場対応能力を高める当科での研修は、救急医療の現場での実践力を育成し、その経験を基にどの診療科においても必須の、初療から鑑別診断に至る、医師としての基礎力の養成を目標にしています。外来の初療から研修医主動で必要な検査や治療方針を決め、その決定を上級医が必要に応じて修正するバックアップ体制を備えており、きめ細かな教育体制が、当科研修の最大の特徴です。また、地域の特性として、海や山に近く、遭難事故の救急搬送もあり、幅広い症例に対応している環境があります。ドクターヘリの運用は国内先駆けで、月平均で20回程度の出動があるため、研修医にも研修中に1、2回は同乗研修できる体制を取っています。救急車による搬送とは異なり、事故や遭難の現場で救急活動を行うのは、切迫した状況で迅速に対応する力が試される貴重な機会だと考えます。さらに当科は、女性医師がさまざまなライフステージで活躍できる支援体制を維持していることも特徴の一つで、所属する女性医師が多く、女性医師のロールモデルに出会える診療科でもあります。救急医療の現場で、多くの研修医の可能性を引き出せる研修が行われています。【 救命救急科 指導医 】 青木 弘道高度救命救急センターの認可を受け、基地病院としてドクターヘリを運用する救命救急科では、国内有数の症例数の多さと重症度の高さの特徴を活かした研修を行い、研修医も第一線での現場対応能力を身に付けることを目指す。Training Scene!切迫した現場で迅速に対応できる力を養う08

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