東海大学医学部付属病院 臨床研修医・臨床助手 募集案内2020
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総合内科研修 GENERAL INTERNAL MEDICINE2年間の研修中に選択でICUチームを回ることができます。敗血症、ショック、心不全、呼吸不全などの内科系重症疾患症例をICU専属指導医のもとで研修。呼吸器管理、循環器薬や重症感染症での抗菌薬の使用法、ベッドサイドの処置を習得、実践できます。週1回開催のプロブレムソルビング方式のカンファレンスでは、担当チームが提示した症例に他チームが病歴から捉える鑑別診断や検査方法を考え、指導医がショートレクチャーします。他にも多種のカンファレンスを開催し、問題解決力やプレゼンテーション力を養います。研修中は臨床研修医1名に対して、講師以上の指導医2名、臨床助手1名の屋根瓦式の体制でサポートします。研修医の中にはモチベーションの高い人、不安に感じている人など様々ですが、一人ひとりの個性や技能に合わせて繰り返し指導し、実践をサポートします。01特色0203総合内科ICU研修充実のカンファレンス屋根瓦式研修大学病院の内科の多くは、臓器別の高度専門診療で一つの臓器、一つの疾病を深く掘り下げてきました。当院の総合内科は深く掘り下げるとともに、横方向に広く様々な分野から疾患を捉えて診療を行っている点が最大の特長です。研修では、大学病院ならではの高い専門性と幅広い総合診療能力を養うことを重視しています。コモンディジーズから特殊な症例、重症例まで多種多様な診療にかかわりながら、広い視野を持ったジェネラリスト、スペシャリストの育成に努めています。多角的に患者さんを捉える基本的な能力を養うMESSAGE ー医学生の皆さんへー 臨床医として患者の全人的ケアをチームの中で実践するためには、病気を診るだけでなく患者さんの心理面、家族を含めた社会的背景にまで考えを及ぼすことができる医師であってほしいと思います。その基盤は、勉強や試験で計る医学的知識や手技だけでなく、視野の広さによって養われるものです。常に貪欲に、様々なことに興味を持ち、多くの経験を力に変えようと意識してみてください。優れたジェネラリストへの成長につながるでしょう。総合内科 教授 小澤 秀樹特色特色11

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