東海大学医学部付属病院 臨床研修医・臨床助手 募集案内2020
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救命救急科研修 EMERGENCY AND CRITICAL CARE MEDICINE症例数の多さと重症度の高さは臨床研修に最適です。重症外傷、重度の熱傷のみならず、危険ドラッグを始めとする薬物中毒の診療は、分析機器の導入により国内トップクラスの診療実績を誇ります。豊富な症例を経験し、現場対応能力の高い人材を育成します。国の試行事業より始ったドクターヘリ運用では、国内の先駆けであり、歴史と実績があります。他のドクターヘリ基地病院では経験できない、研修医が指導医とともにヘリに同乗して現場での治療に参加するなど、実践力の育成を重視しています。いつも全力で患者さんに向き合うには、高いモチベーションの維持が大切です。当科はマンパワーが充実しているため、当直後はしっかりと休むことができます。また、半数が女性スタッフです。育児と仕事を両立させているお母さんドクターもたくさん活躍しています。010203豊富な症例経験ドクターヘリの同乗研修潤沢なスタッフで女性も活躍当科は、国内有数の救急車受け入れ台数とドクターヘリの運用により、軽症から重症までの多様な症例数が多く、特に重症例の多さは他の医療施設より抜きんでています。よく医学生に「軽症ばかり診ていると、重症患者が搬送された時に動けない」と教えていますが、経験値の差が明確に現れる領域です。当科での研修は、重症例に対応できる実践力の育成を目的に、患者さんの命を守るうえで経験豊富なスタッフが研修医をバックアップしています。盤石の体制を整え、質の高い研修を実践しています。救命救急の第一線で現場対応能力を身につけるMESSAGE ー医学生の皆さんへー 救命救急科での実践力について、バーベルを挙げる勝負に例えて説明します。バーベルの重さを患者さんの重症度とし、練習する重さが100キロと30キロの選手とでは、50キロの重さで勝負する場合、常に100キロを挙げていた選手が勝利します。実践していない力を緊急時に発揮するのは難しく、常日頃から「症例数と重症度の高い症例を数多く経験する」ことが重要です。優れた指導陣が揃う当科で経験を積み、高い能力を持つ医師を目指しましょう。救命救急科 教授 中川 儀英特色特色特色12

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