東海大学医学部付属病院 臨床研修医・臨床助手 募集案内2020
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急性期から終末期まで、地域に密着した医療を学ぶINTERVIEW 臨床研修では、大学病院で特殊な疾患や重症例の治療を経験しつつ、市中病院で普遍的な疾患の治療に携わり、大学病院と市中病院の働き方の違いについても見ておきたいと思っていました。大学病院での研修はそのときに回っている診療科の疾患だけを診ることが多いのですが、諏訪中央病院での3か月間の研修期間中は脳梗塞や心不全など、診療科を越えて患者さんの病態を診るため、関わる領域が一気に広がります。また、諏訪中央病院は主治医制を採っており、急性期治療を終えて院内の地域包括ケア病棟や自宅へと移っても、主治医は代わりません。往診で最期を看取るなど、急性期から慢性期、終末期まで、看護師やソーシャルワーカーの方々と議論を重ね、“患者さんにとって何が最善か”を第一に、状況に合わせた治療や療養の方法を検討しなければならないことを学びました。 大学病院では手技や知識をしっかり吸収し、地域に密着した市中病院で経験ができたことは、私の糧になりました。これからも大学病院でさらに実践力を高め、消化器内科の専門医取得を目指していきます。地域医療研修プログラム 臨床研修医 張 つぼみ幅広い診療科研修で、知識・技術をバランス良く身につけるINTERVIEW 専門医制度が変わることを考慮し、臨床研修は大学病院を考えていました。また、志望科が定まっていなかったこともあり、まずは内科系から外科系、マイナー科まで幅広く経験し、医師として働く上で必要な知識や手技をバランスよく身につけたいと思い、基本プログラムを選びました。当院はいずれの診療科もしっかりとした教育指導体制が整っており、上級医や指導医のサポートの下で経験を積むことができます。内科当直では研修医がファーストタッチで問診・診察を行いますが、上級医の先生から的確にフィードバックをしていただいたことが力になりました。症例を通して学んだ知識を次の機会に活かせたときは、自身の成長を実感できます。 今後は当院の臨床助手2種に進み、皮膚科医を目指します。多種多様な皮膚疾患の診断・治療を行うには、内科的知識や外科的技術が必要であり、皮膚科学には学問としての奥深さがあります。臨床と大学院での研究ができるメリットを活かし、さらに知識の研鑽に努めたいと考えています。基本研修プログラム 臨床研修医 太田 瑞穂休日はおいしいものを食べに行ったりして、リフレッシュしています。1日中のんびり家で過ごすこともあります。自分へのご褒美に太田さんのOFF TIME張さんのOFF TIME国内や海外など、同期の友人たちと休みを合わせて旅行に行ったり、美味しいものを食べて癒されています。同期との交流06

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