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歯科口腔外科
GIO(一般目標)
歯科口腔外科医として総合的臨床能力を基盤とした口腔外科学の専門的な知識・技術・態度を習得する。
SBOs(行動目標)
- 歯科口腔外科総論の知識を前期研修医に解説できる。
- EBMに基づいた倫理的な説明でインフォームドコンセントを実施できる。
- 外来・病棟患者のマネジメントができる。
- 科の専門性を理解し適切な時期に各専門科に依頼できる。
- 緊急時に初期治療を開始できる。
- 口腔外科手術を指導医のもとに行う。
- 臨床研究論文を計画し作成する。
- 学会で臨床研究の発表ができる。
- 日本口腔外科学会などの専門医などの資格を獲得する。
LS(方略)
- 後期1年目に医科麻酔科研修、救急救命研修、形成外科研修、画像診断科、放射線治療科で研修を行う。
- 入院患者をチーム医療の中核として受け持つ。
- 周術期(ICU)の全身管理を行う。
- 初診外来で指導医に付き、疾患についての理解を深め治療を行う。
- 再診外来で、初診の方針に基づき治療を行う。
EV(評価)
- 自己評価、日本口腔外科学会が作成した修練度に準じて自己評価を行う。
- 定期的に指導医から技術・知識に関する評価を受ける。
診療実績
- 口腔外科の年間初診患者数は約6000人であり、その約60%が歯科医師および医師からの紹介です。
- 外来診療としては、抜歯、歯性感染症、外傷、顎関節症、口腔粘膜疾患、神経疾患、インプラント治療、全身疾患に伴う口腔症状など。
- 年間入院患者数は約400人で、そのうち全身麻酔手術症例数は約200例です。
- 全身麻酔手術症例の内訳は悪性腫瘍手術42%、嚢胞・良性腫瘍手術37%、外傷11%、顎変形症5%、炎症性疾患5%です。
- 口腔癌手術は年間約100件でその1/3が遊離皮弁を用いた即時再建手術を行っています。
問い合わせ先
担当:太田 嘉英(おおた よしひで)
TEL内線5304