周術期センター

概要

手術を受ける患者様の、術前から術後、退院までをサポートさせて頂きます。入院前検査や入院説明、同意書の取得などを一元化し患者様の負担を軽減することに注力しています。不安、心配事などにも面談を通じて積極的に介入していきますので、遠慮なくご相談ください。

術前面接

麻酔科医師、看護師、薬剤師など多職種が一人の患者様に関わっていきます。必要な追加検査や、内服薬の服用指導など、それぞれに専門性を持って介入し、患者様の早期の社会復帰をお手伝いいたします。

歯科 口腔外科診察

手術を受ける患者様専用の歯科、口腔外科診察ブースを新たに設置しました。全身麻酔を受ける患者様の口腔内ケアやマウスピース作成を行います。口腔内環境が術後の回復に大きく関与しますので、積極的に口腔内診察を行っていきます。

短期入院手術

日帰り手術を含む短期入院手術では、術前診察から術当日の患者様の誘導、術後の観察など、手術から帰宅までを安全に過ごせるようお手伝いいたします。

術後疼痛管理チーム

手術を受ける患者様にとって術後の痛みは大きな負担、恐怖となります。術後回診を通じて、麻酔科医、看護師、薬剤師、医療技術者からなるチームで患者様の痛みの程度の評価し、様々な方法を駆使して対応していきます。

ご挨拶

2025年4月より周術期センターが開設されました。これまで、検査や説明、同意書取得など、それぞれに来院頂いており、患者様に多大な負担をおかけしておりましたが、周術期センターではこれらを一元化し、系統立てて行っていくことで来院回数を減らし、社会的負担を軽減することが可能となっていきます。また、入院前からの多職種の介入で患者様の精神的、社会的不安にも対応し、より早期の社会復帰をお手伝いしていきます。今後、周術期管理センターのより良い運営を行っていくために、患者様の声を参考にさせて頂きますので。お気づきの点や改善してほしい点など教えて頂くと幸いです。

周術期センター長
東海大学外科学系麻酔科 伊藤 健二