中央手術センター

概要

中央手術センター(3階)は、フロアの2/3を占める約100×50mの広さを有し、21の部屋があります。ハイブリッド手術室1室、1階救命救急センター内のMRXO室を含めて全27台の手術台を有し、外科系診療科をはじめとした院内における全ての手術医療、CVCセンターでの中心静脈カテーテル挿入、緊急手術と24時間体制で対応しています。

COVID-19感染患者にも対応できる陰圧室も1室あり、感染対策も十分に行われています。また、同フロアに連続して周術期センターを併設し、手術患者の一貫した周術期管理を行っています。さらに、麻酔科診察およびペインクリニック外来ブース、術前診察および面談室と共に、8床を有する麻酔回復室・リカバリー室を運用しています。

手術室各室は室内の設備・仕様を統一し、どこの部屋でも各診療科の様々な手術術式に対応できる「コンバーチブル化」を実現しており、また、手術室の入室に際しては、着替え、履き替えを必要としない「一足制」を導入し、各種スタッフ活動の円滑な活動、業務効率・労働生産性の向上、手術患者の迅速な入れ替えを実現しています。

ご挨拶

中央手術センターは、当院で行われる全ての手術において、患者さんが安心して治療を受けられるよう、各診療科医師・手術室看護師・臨床工学技士・専任薬剤師・放射線技師その他のコメディカルスタッフが各々の専門性を発揮し、質の高い医療を提供しています。また、患者さんの個人確認、手術部位確認、体内異物遺残防止、手術室内の清潔な環境の維持と感染防止、手術用機器・器材の整備の管理を徹底し、安全に手術を受けていただくように日々努力しております。

中央手術センター長
鈴木 武志