個人情報開示について

個人情報開示とは

当院では、患者さんの人格尊重のもと、プライバシー保護及び診療に支障が生じないことを確認した上で、個人の権利利益を保護する目的で個人情報(カルテなどの保有個人データ)開示を行っています。

開示の請求を行うことができる方

  • 患者本人
  • 法定代理人、任意後見人、患者本人から代理権を与えられた親族及びこれに準ずる方
  • 患者が成人で判断能力に疑義がある場合は、現実に患者の世話をしている親族及びこれに準ずる方
  • 患者が死亡している場合は、3親等以内の親族及びこれに準ずる方

ご用意いただくもの

  • 運転免許証、旅券(パスポート)、マイナンバーカード、写真貼付の身分証明書、健康保険被保険者証等
  • 患者が死亡している場合は、患者との関係がわかる書類(除籍謄本の写し)
  • 患者との関係がわかる書類(戸籍謄本の写し)
  • 患者本人以外の方が請求する場合は、一ヶ月以内に記載された委任状もしくは同意書等

請求する方により必要な書類が異なるため、詳細はお電話でお問い合わせください。

開示の制限について

原則として、全ての個人情報を開示いたしますが、次のいずれかに該当する場合は、全部または一部を開示できない場合があります。

  • 本人または第三者の生命、身体または財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
  • 15歳以上の未成年患者で、意思表示が不可能など合理的判断が困難な場合を除き、親権者からの申請であっても、患者本人が開示を拒否している場合
  • 当院の業務の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合
  • 法令に違反することになる場合

開示の対象とならないもの

  • 当院以外の医療機関で作成された文書、検査記録、画像データ等

相談・手続き方法

  • 相談窓口 総合相談室(内線:6141)
  • 問合せ先 病院事務部診療情報管理課 0463-93-1121(代表) 内線 6015
  • 開示の決定通知は、原則として請求を受付けた日の翌日から起算して休診日を除く10日以内に請求者へ通知します。なお、開示の可否は主治医の意見を聞き、個人情報保護委員会で決定します。

原則、郵送・電話による申込は受付けておりません。(事前予約制)

開示方法・内容

  • 開示方法は診療記録等の閲覧、複写、書き写し、口頭による説明及び要約書・説明文の交付です。
  • 立会者は、原則として医師・看護職員・事務職員とし、必要に応じて適切な説明を行い、わかりにくい外国語や専門用語については丁寧に解説します。なお、閲覧、複写のみ等で医師が同席しない場合は、診療行為に関わる説明・解説は行いません。
  • 請求者がメモをとることは自由ですが、個人情報の持ち出し、写真撮影、録画、録音はご遠慮ください。
  • 開示時間は原則として1時間以内とします。
  • 開示実施料金(税別)として、次のとおり請求いたします。
    手数料:3,000円、コピー代:診療記録(白黒)20円/枚、診療記録(カラー)50円/枚、画像データ(CD-R・DVD)3,000円/枚、病理組織標本(HE染色)1,000円/枚、病理肉眼写真500円/枚、生理検査デジタル画像・フォト(デジカメ画像)2Lサイズ100円/枚、医師の面談料:12,000円/時間、要約書作成料:5,000円