東海大学医学部付属病院

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脳卒中センター

ご挨拶

令和8年4月1日より東海大学医学部付属病院(伊勢原)に新たに脳卒中センター(Comprehensive Stroke Center (CSC))を開設いたしました。日頃より周辺地域の脳卒中診療に尽力致してきましたが、新たにセンター化することにより、より皆様にわかりやすく、スムーズにアクセスできるように整備していきます。

「時間との闘い(Time is Brain!)」である脳卒中診療において、当脳卒中センターは、地域における急性期脳卒中診療の中核拠点として体制を整備し、日本脳卒中学会認定 一次脳卒中センター(Primary Stroke Center(PSC))コア施設として高度かつ標準化された医療を提供しています。PSCコア施設とは、脳卒中診療に必要な専門医、診療体制、設備、治療実績、教育体制などについて厳格な基準を満たした施設にのみ認定されるものであり、地域における脳卒中急性期医療の中心的役割を担うことが求められます。当センターはその責務を果たすべく、今まで同様に24時間365日体制で患者を積極的に受け入れていく所存です。

脳卒中センター長
永田  栄一郎

概要

当センターでは救急搬送時に脳卒中ホットラインが即時に起動し、脳神経内科医、脳神経外科医、救急医、放射線科医、看護師、臨床工学技士ら多職種が連携し、スムーズに滞りなく対応し、迅速に高度の医療を提供し、後遺症なく退院できることを目標にしてます。

業務内容

1)急性期脳卒中に対する診療体制

 救急車到着後直ちにCT・MRIによる画像診断を行い、虚血性脳卒中に対しては適応を厳密に判断したうえで発症4.5時間内であれば、静注血栓溶解療法(tPA療法)を実施します。さらに、主幹動脈閉塞例に対しては機械的血栓回収療法を迅速に行い、血流の再開通を目指します。

 出血性脳卒中に対しても、外科的治療と内科的集中管理を組み合わせた高度医療を提供しています。集中治療室では神経集中治療に精通した医療スタッフが全身管理を行い、重症例にも対応可能な体制を整備しています。また、急性期から専門的管理を一貫して行い質の高い医療を提供いたします。

2)回復期サポート体制

 急性期治療後は、早期からのリハビリテーション介入を行い、専門の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が発症早期から関与し、機能回復の最大化と社会復帰を支援します。さらに、地域の回復期リハビリテーション病院やかかりつけ医との連携を強化し、急性期治療後の逆紹介を円滑に行うことで、地域全体でより多くの患者さんを受け入れられる循環型医療体制を構築していきます。

 脳卒中は突然発症し、患者さんとご家族の人生に大きな影響を与えます。当センターでは医学的治療のみならず、再発予防指導、生活習慣改善支援、社会復帰支援など包括的なケアを提供し、退院後も安心して生活できるよう支援体制を整えていきます。