臨床工学技術科

概要

 臨床工学技術科は臨床工学技士30名(男性19名、女性11名)で構成されています。 病院には様々な医療機器があります。患者さんに安全な医療を提供するためには、これら医療機器が常に最良の状態で正しく使用されなければいけません。そのためには医療機器に精通したスタッフが保守点検管理を行い、操作する必要があります。医療機器の操作および保守点検管理について正確な知識と技術を持ち、チーム医療の円滑な推進を支える専門医療技術者が臨床工学技士です。 当科では当直体制により、1年365日24時間業務に対応し、安全な医療の提供に努めています。

業務の内容

院内機器管理業務

人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、生体情報モニタなどの院内ME機器の保守、点検、管理およびトラブル対応

院内教育

人工呼吸器、除細動器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、モニタ類の講習会

手術室業務

麻酔器、モニタ類、電気メスなどの手術室内ME機器の保守点検およびトラブル対応 モニタリングの準備、自己血回収、ラジオ波焼灼術での機器操作、MEP(運動誘発電位)測定業務、手術支援ロボット(ダヴィンチ)の準備および術中トラブル対応

人工心肺業務

心臓血管外科手術における人工心肺装置、および関連機器の操作・保守管理

血液争化業務

各種血液浄化療法(血液透析、血液濾過、血液透析濾過、血液吸着、白血球除去療法、血漿交換、二重膜濾過、血漿吸着、腹膜濾過濃縮再静注法)の準備・操作および関連血液浄化機器の保守管理、在宅血液透析の教育および管理

心臓カテーテル業務

血管内超音波装置、血管内光断層撮影装置、ロータブレータ、冠血流予備量比測定装置、体外式ペースメーカ、大動脈バルーンパンピング、経皮的心肺補助、除細動器などの準備、操作および保守

ペースメーカ業務

ペースメーカ、植え込み型除細動器、心臓再同期療法、ホームモニタリング、埋め込み型ループ式レコーダの埋め込み補助、外来・病棟での点検、管理

心臓電気生理検査・カテーテル心筋焼灼術業務

カーディオラボを用いての心内心電図の解析、心臓3Dマッピング、アブレーション、心臓血管内超音波装置、カーディアック スティムレータ、体外式ペースメーカ、除細動器などの準備、操作および保守

高気圧酸素治療業務

高気圧酸素治療装置の操作、保守点検および管理

ご挨拶

臨床工学技士は、生命維持管理装置の操作および保守点検、管理を業務としています。 当院の臨床工学技術科では、
1)自信と誇りを持てる高いレベルで業務を行う部門であること。
2)患者さん、病院に対して、大きく貢献する部門であること。
3)スタッフ個々の能力が活かされる部門であること。
を目指し、病院にあるほぼ全ての医療機器の操作および保守管理のスペシャリストとしてチーム医療に参画し、医師、看護師、他の医療技術者と連携を取りながら、24時間いつでも患者さんが安心して治療を受けることが出来るように日々努力しています。また、医療機器を使用される患者さんの心を感じることの出来る感性を持った技士の育成にも力を注いでいます。 医療機器についてご不明の点がありましたら、いつでも臨床工学技士にお尋ねください。

臨床工学技術科長
小森 恵子